
現在、都市に住む人々の生活様式、趣味嗜好はますます多様化しています。ひとりひとりが想い描く理想の生活、理想の働き方は異なりますが、そうした人々が同じ都市空間を共有しています。これまで、都市開発や都市経営では、行政やデベロッパーといった、いわゆる、都市開発する側が主導的にプロジェクトを進めてきました。しかし、今後は都市に暮らし、働く人々を中心に、都市に関わるあらゆる主体が一緒になって自分たちの都市の未来を考え、つくりあげていくことが重要となります。
Xdiormはそうしたあらゆる主体が一緒になって自分たちの「まち」について対話するためのツールとワークショップの手法を開発してきました。
本イベントでは、Xdiormの2024年度の成果報告、有識者を招いたトークセッション、そして、Xdiormの体験会を実施し、デジタル活用によるアーバンプランニングの未来を探ります。

イベント概要
日時
2026年1月27日(火)
時間:15時〜18時(14時半開場、18時〜懇親会)
会場
サイバネットシステム株式会社 30F Nexus Lounge
※ 富士ソフトビル内(秋葉原駅徒歩5分)
主催
インフォ・ラウンジ株式会社
サイバネットシステム株式会社
株式会社山手総合計画研究所
対象者
行政都市開発部門や地区担当の方、都市開発デベロッパーの方、
都市計画コンサルの方、設計事務所の方、報道関係の方
募集人数
会場40人(着席30人)
参加費用
無料
参加方法
申込ページ(https://forms.gle/4awKu75SLQdEZrPi6)よりお申し込みください。(23日締切)
申込ページへのアクセスに問題がある場合は、メール(info@info-lounge.jp)でご連絡ください。
プログラム
トークセッション(15時〜16時半)
テーマ1:「Xdiorm成果報告(2024年度Project PLATEAU※ ユースケース開発事業より)」
テーマ2:「デジタル活用によるアーバンプランニングの未来」
■ ゲスト
- 菊池 亮氏(独立行政法人都市再生機構)
- 鈴木 伸治氏 (横浜市立大学国際教養学部都市学系・大学院都市社会文化研究科・教授)
- 十川 優香氏(国土交通省 都市局 国際・デジタル政策課 企画専門)
■ モデレーター
- 片岡公一(株式会社山手総合計画研究所)
ソリューション体験・展示(16時半〜)
- 3D都市モデル関連ソリューション紹介
- Xdiorm新型デバイス体験
- 3D都市モデルVR体験
- AIによる3Dモデルリアルタイム生成デモンストレーション
- 3D都市モデルを活用した流体シミュレーション
懇親会(18時〜)
軽食を用意しております。参加費は無料です。
登壇者略歴
菊池 亮太 プロフィール
2011年独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)入社。
入社以来、首都圏における都市再生事業、UR賃貸建替事業およびいわき市での東日本大震災復興事業など大規模都市開発に従事。
2024年より墨田区曳舟駅周辺における市街地再開発の事業化を担当。
エリアの価値向上に寄与する公共空間を生み出す「広場型再開発」の実現に向けたプロジェクト推進と合わせて、屋外空間の使い方検証および地域のニーズの把握を目的に曳舟駅前に設置した暫定施設「ノウドひきふね」における運営にも取り組む。
鈴木 伸治 プロフィール
横浜市立大学国際教養学部・教授
1968年大阪生まれ。東京大学助手。その後関東学院大学工学部土木工学科専任講師、助教授を経て、2006年より横浜市立大学。専門は都市デザイン/歴史的環境保全。主な著書に『初めて学ぶ都市計画 第三版』(共著、市ヶ谷出版、2024)『アートとコミュニティ 横浜黄金町の実践から』(共著、春風社、2021)『都市の遺産とまちづくり アジア大都市の歴史保全』(編著、春風社、2017)など。
十川 優香 プロフィール
国土交通省
都市局 国際・デジタル政策課 企画専門官
2017年国土交通省入省後、運送事業の安全や自動運転、インフラ海外展開、インバウンド誘致に関する政策立案に携わる。米国大学院への留学を経て、現在は都市局にてProject PLATEAUを統括。
片岡 公一 プロフィール
2004年 山手総合計画研究所入社
2019年より 同代表取締役
Code for Yokohama CGO
横浜を中心に都市計画・まちづくりや市民によるまちづくり活動の支援に関わっている。近年は特に、関内駅周辺の公共空間活用、横浜市内や湘南地域での公共不動産の利活用検討、横浜市内や川崎市内での市民による防災まちづくり活動の支援、地域交通サポートとしてのコミュニティバスの運行支援などに関わる一方、FABやVR/ARといった技術を現場で活用していくための実験的な取組みも進めている。ビアバイクやストリートピアノなどの仕掛け人メンバーとしても活動中。
※ 報道関係者による取材が入ります
※ 記録・広報用に撮影を行います
※「Project PLATEAU」:国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。3D都市モデルの整備とユースケースの開発、利用促進を図ることで、 全体最適・市⺠参加型・機動的なまちづくりの実現を目指す目的で推進されている。
https://www.mlit.go.jp/plateau/about/
インフォ・ラウンジ株式会社について
地域密着型のIT総合パートナーを目指し、2007年に横浜で創業しました。「ICTを活用して社会の中のあらゆるバリヤーを取り除いて行くこと」をミッションに、主に以下の3つの軸で事業活動を行っています。
- 地域情報化:企業、NPO、公的機関など多様な主体の情報活動ニーズに応える、Webを活用したソリューション提案
- オープンデータ:行政機関を中心としたオープンデータ環境の構築やオープンデータを応用したアプリケーションの構
- 福祉・教育:ウェブやスマートデバイスの応用による、多様な人々の社会参加
インフォ・ラウンジ株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://info-lounge.jp/
株式会社山手総合計画研究所について
「未来にとって素晴らしい過去となる現在を創る」事を基本目標として都市や建築の計画や設計を手がける会社です。
1983年の設立以来、横浜を中心に多くの実績があります。常に未来へのアンテナをはりながら、地域のニーズを把握し、地域のためになるプロジェクトを丁寧に立案・推進します。主な事業内容は以下の通りです。
- 都市や地域レベルの都市デザインに関するプロジェクトの立案・計画・設計や推進支援
- 歴史的建造物の保存・活用をはじめとした建築の計画・設計
- 公民連携による公共資産活用等のサポート
- 行政やまちづくり活動におけるデジタル技術の活用
株式会社山手総合計画研究所に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.y-p-c.co.jp/
サイバネットについて
1985年の創業以来、物理学をはじめとする科学技術とデジタル技術の双方に精通した技術者集団として、製造業の開発・設計部門や大学、政府系研究機関に対し、最先端のデジタルソリューションおよび技術コンサルティングサービスを提供しています。
現在では、創業当初から取り組んできたCAEを核に、PLMやXR、インサイトITなどへ事業領域を拡大。ものづくりの工程全体におけるデジタル化を推進し、業務の効率化・高度化に貢献しています。また、これらを支える基盤として、クラウドやデータベースおよびセキュリティ関連のソリューションも提供し、企業が安心してDXを進められる環境づくりを支援しています。さらに、AIを活用した大腸内視鏡向けプログラム医療機器として、国内で初めて診療報酬加算の対象となるなど、医療AIのパイオニアとして業界をリードしています。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/